京都府福知山市の議会代表質問が7日にあり、福知山花火大会の再開について問われた市地域振興部理事は「現時点で、市として検討する段階にない」と、改めて強調した。
花火大会は、福知山商工会議所、市などで組織する実行委員会の主催で開催してきた。13年の屋台爆発炎上事故から開かれておらず、新年度予算案にも関連経費は組まれていない。
代表質問に立った議員は「長い歴史のある花火大会復活に向けての取り組み」について質問。検討段階にないとの回答に対し、「せめて検討ぐらいはしてほしい」と注文をしていた。
一方で理事は「市内外から多くの人が集まるイベントは、観光入込客の増加に寄与するだけでなく、にぎわいへの創出や地域ブランドの確立、情報発信、古里への愛着と誇りを育むものと考えている」と答弁。「夏ごろには、市民憲章推進協議会が主催する『未来の力祭典』の開催、秋には中心市街地の誘客や回遊を促すため、鉄道と肉のまちに関連する新たなイベントを催したい」と伝えた。
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