暖かな春の日が差した5日、福知山の恒例イベント「第24回市民駅伝大会」が、京都府福知山市猪崎の三段池公園内で開かれた。男子(混成含む)、女子の両部に計118チームが参加。どのチームも仲間のためにと持てる力を尽くして走り、たすきをつないだ。市、市教委、市体育協会主催、両丹日日新聞社特別協賛した。
市内在住または在勤の社会人4人で構成する男子102チーム、女子16チームが出場。会社の同僚や家族、同級生、ジョギングクラブなど、さまざまな絆でつながったチームが集まった。
多目的グラウンドをスタート、中継、フィニッシュとし、大はらっぱ芝生広場を周回するコース。第1走者は2・8キロ、それ以降の走者は2・4キロを駆ける4区間10キロで競った。
中には、ジブリ映画やサンリオのキャラクター、マリオ、ミニオンなどに扮して走る人もいて、注目を集めていた。
仲間や家族の応援に駆けつけた人たちは「頑張れ!」「ファイトー」と大きな声援を送り、励ましていた。
男子の部(混声含む)は、初出場した陸上自衛隊福知山駐屯地でつくるチーム「サムゲタンズ」が優勝した。メンバーのうち1人が大好物という鍋料理からチーム名をつけて出場。「普段から体を鍛えており、コンディションも良く楽しく走れました」と笑顔を見せ、「来年も出場し、さらにタイムを縮めたい」と話していた。
女子はチェリーズが14年以来、3年ぶりの優勝杯奪還となった。長年走っているというメンバーたち。これまで、荒れた天気が多かったが、今年は穏やかな気候の中で走れたことに感謝した。
新メンバーで初の優勝を経験した藤村由香さんは「楽しく走ることができて良かったです」と笑顔を見せた。
写真一斉にスタートを切る第1走者
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