京都府福知山市への移住者を「水先案内人」として支援する人たちの交流会が23日夜、大江町内宮の古民家「いづみや」で開かれた。あんどん作りなどを通じて親交を深めた。
水先案内人が集まって交流することで、市内への移住促進を図ることを目的に市が開催。昨年10月に続く2回目で、今回は移住者を受け入れている自治会の会長や地域協議会員、地域活性化グループのメンバー、行政職員ら16人が参加した。
最初にいづみやを拠点に内宮地区の活性化に力を入れ、地区への移住者を増やす取り組みを続ける「大江元気プロジェクト」の代表、河口珠輝さん(54)が活動を報告。開催してきた元伊勢内宮皇大神社参道でのマルシェ、ジャズライブなどについて説明し、「将来的には地元の人たちが中心になって活性化に向けて、活動してもらえればうれしい」と話した。
このあと、参加者たちは3月26日に開くマルシェで、会場となる参道沿いに置くあんどんの製作をした。
四角柱のあんどんの4面に貼る和紙の2面分に、ちぎり絵などで桜の花、魚が泳ぐ川の風景などを描いた。作業中は互いの活動状況を話しながら和気あいあいと手を進めていた。
参加した同町毛原の櫻井一好自治会長(65)は「形式ばらずに、ざっくばらんな感じで話すことができてよかった。今後も(水先案内人同士で)情報交換をしていきたい」と話していた。
写真=あんどんを作りながら話が弾んだ
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