JR西日本福知山支社管内の福知山線(広野駅-福知山駅間)に新たな運行管理システムが導入され、26日から使用を始める。これで同支社管内の山陰、舞鶴、福知山、播但4線の運行管理システムがすべて自動化され、効率的な列車運行につながり、利用案内もスムーズになる。
運行管理システムは、列車の運行状況に合わせて信号、ポイント制御などを京都府福知山市の福知山運転指令所で一元管理するもの。1996年から自動化を進めていたが、福知山線のみ手動で運行管理を行っており、昨年8月から新システムの導入を進めていた。
導入に伴うメリットとして、支社管内の各駅や保線区、電車区などのモニターに、福知山線を走る列車の位置、遅延時間など最新の情報が表示され、利用者への案内の質が向上する▽一部の駅での発車標(電光掲示板)に遅延時分を表示▽列車到着時の駅での自動放送内容が一層詳しくなることなどを挙げている。
写真=福知山運転指令室内のすでに自動化されている山陰線のモニター
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。