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両丹日日新聞2017年2月13日のニュース

山間地は1メートル超えも 福知山市内の雪

雪に覆われた雲原の活性化施設 強い冬型の気圧配置により、週末の10日から12日にかけ、日本海側の広範囲で大雪となった。京都府福知山市内でも10日夜から雪が強まり、特に北部山間地では再び大量に積もった。降雪の峠は越えたが、14日まで断続的に降る見込み。

 市内では11日朝までに平地、山間地とも積雪量がほぼ倍増して平地で10~25センチ、山間地で80~90センチになった。ここから更に降って12日午前9時にピークに達し、篠尾14センチ(10日朝からの増加量+9センチ)、三和町高橋27センチ(同+21センチ)、夜久野町千原34センチ(同+24センチ)、登尾107センチ(同+62センチ)、雲原105センチ(同+62センチ)、大江町佛性寺103センチ(同+71センチ)。

 雪は徐々に解け始めているものの、山間地では依然として多くの雪が残っている。13日以降も冬型の気圧配置が続くため、気象庁が大雪、雪崩、着雪などへの注意を呼びかけている。

 福知山、綾部両市を結ぶコースで12日に予定されていた第39回京都府民総合体育大会市町村対抗駅伝競走は、積雪で選手走行時の安全確保ができないとして開催を取りやめとなった。阪神淡路大震災があった1995年以来、2度目の中止。

■福知山から鳥取方面の鉄道に大きな影響■

 JR西日本福知山支社管内では13日正午現在、山陰、福知山線などの福知山から京都、大阪、東舞鶴方面はいずれも通常通り運転している。

 しかし、山陰線の福知山から城崎温泉間は普通を半数程度に減らして運転している。特急は一部を除いて通常ダイヤ。城崎温泉から東浜(鳥取方面)までは運転再開が14日以降になる見込み。

 なお、11日は特急50本、普通121本が運休(同)し、約7800人に影響が出た。12日には特急48本、普通118本が運休(部分運休含む)し、約7600人が影響を受けた。

■丹鉄宮福線は通常に戻る■

 京都丹後鉄道は13日正午現在、宮福線は全線通常ダイヤで運転している。

 11、12両日は、いずれも全線で運転を見合わせた。それぞれ普通・快速85本、特急16本が運休し、約5千人に影響が出た。JR、丹鉄の運行状況はホームページで確認を。


写真=すっぽりと雪に覆われた雲原の活性化施設「水車小屋」(12日午前8時45分ごろ)

    

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