小学生がおせち料理に挑戦するクッキング教室が27日、京都府福知山市、市役所横のハピネスふくちやまで開かれた。午前と午後の部に1〜6年生の計22人が参加し、田づくり、サツマイモきんとん、たたきごぼう、菊花だいこん、豚肉の八幡巻きなど6品を作った。
伝統食への理解を深め、料理に親しんでもらえればと、市が初めて開催。講師を務める市職員で栄養士の垣谷珠美さんたちから、おせち料理の基礎知識、祝いばしの意味などを聞いたあと、エプロンを着け調理がスタートした。
ニンジン、ゴボウ、インゲンを豚肉で巻いて焼く八幡巻きでは、「中の具をはみ出して巻くと、見栄えがよく仕上がるよ」などとアドバイスを受けながら手を動かした。
1時間ほどでミニおせちが完成し、みんなで試食して交流。昭和小4年の大西晴登君は「料理に興味があって参加しました。家では手伝いぐらいしかやったことが無かったので、この教室で料理の楽しさが分かりました」と喜んでいた。
写真=八幡巻きをフライパンに置く子ども
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