京都府福知山市大江町北四の五日市老人会の女性会員たちが、しめ飾り作りに精を出している。完成品は地区内の高齢者宅などに配る。
しめ飾り作りは06年から毎年続けている。昨年までは施設から注文を受けて作っていたが、今年は神社、公民館に飾る分と、地区内25世帯のうち希望する家庭への配布分を製作している。
女性会員9人が地区内の作業所に集まり、8日から作っている。神社と家庭用に「ごぼう」と呼ばれるしめ飾りを20個ほど作る予定で、わらを束ねたり、なったりする作業を分担して行っている。神社の小宮用は細長いしめ飾りを作る。
形が整うと、紙垂やシダ植物のウラジロ、みかんを付けて仕上げ、年内に配って回る。
作業する女性会員たちは全員が80歳以上。リーダーの平野純子さん(85)は「みんな慣れた手つきで、作業が早いです。きれいな飾りになるよう、頑張って作っています」と話していた。
写真=手際よく作業に励む五日市老人会の女性会員たち
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