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両丹日日新聞2016年12月 9日のニュース

鳥インフル対策 動物園で放し飼いのアヒルを小屋に

コールダックを新しく作った小屋に入れて飼育 東山動植物園(愛知県名古屋市)のコクチョウ1羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出たことを受け、たくさんの鳥類を飼育する京都府福知山市猪崎、三段池公園内の市動物園では、園の出入り口に消毒液を染み込ませたマットを置くなどして、鳥への感染を防ぐ対策を取っている。

 市動物園では現在、鳥類33種、143羽を飼育。以前から鳥インフルエンザ対策として、フラミンゴやニワトリなどの飼育舎のおりの上に細かい目の網を張るなどして、野鳥の侵入を防いできた。

 今回は、万全を期して園の出入り口に消毒マットを2枚置いたほか、飼育員が出入りする鳥舎前にもマットを設置している。

 4月から車池広場周辺で放し飼いにしてきたアヒルとコールダック計9羽は、11月上旬に水鳥舎や新しく設けた鳥小屋に移した。これまで屋根のないオープンケージになっていたエミュー(ダチョウの仲間)やペンギンの飼育舎も近く、網を張るなどの対策を取る。

 また同動物園は野生鳥獣救護センターの役割も担うが、鳥類の持ち込みは来年3月まで受け付けない。

 アヒルやコールダックは渡り鳥がいなくなる来年3月になれば、再び放し飼いにする予定。

 二本松俊邦園長は「もし園で鳥インフルの陽性が出れば、園だけではなく、近隣の鶏舎などにも影響を与えるので、あらゆる対策を取って防ぎたい」と話している。


写真=放し飼いにしていたコールダックは新しく作った小屋に入れて飼育している

    

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