福知山市大江町南二、有仁小学校(衣川博校長、41人)で7日、プロバレエ団の公演が開かれた。団員たちによるステージのほか、児童たちが出演する場面もあり、訪れた保護者や地域の人ら約80人を楽しませた。
子らの発想力を高める文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」の一環で、公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団(東京都港区)のダンサー、スタッフあわせて約60人が公演した。
前日からスタッフが訪れ、体育館に特設ステージを作り準備した。公演は2部構成で、第1部はメンバーがバレエについて説明。バーを使ってのレッスン風景を見せ、基本動作の「プリエ」などの技法を紹介した。
第2部は「シンデレラ」を上演した。音楽に合わせて団員たちが華麗な踊りを披露。男性ダンサーが女性ダンサーを高く持ち上げるリフトの技も見せ、質の高いステージを繰り広げた。
途中、同校2年生から6年生までの児童7人が特別出演。ガラスの靴がぴったりと合う女性を探す場面で、靴を試着する人物などの役を演じた。
児童たちは10月のバレエ団による体験講座で、バレエの踊り方や今回の演技を教わり、公演までみっちりと覚えた。そのかいあって本番ではしなやかな動きを見せた。
出演した6年の木下亜由理さんは「バレエは初めてで緊張しましたが、教えてもらった演技ができました。いい思い出ができました」と喜んでいた。
写真=舞台で演技する児童たち
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