「京都府のインフルエンザが流行期に入った」と、府が8日発表した。今後拡大が予想されるため、外出後の手洗い励行など予防対策を喚起している。
感染症発生動向調査の第48週(11月28日〜12月4日)の結果がまとまり、調査1医療機関あたりの患者報告数が1・55で、「流行」の目安とされる1を超過した。昨シーズンの流行期入りは年明け第1週(1月4日〜10日)。ピークは第7週の34・76(警報レベル)だった。
48週の地域別は山城南が3・80、丹後が3・40、山城北が2・35で、中丹西(福知山市)は1・00だった。
予防には手洗いのほか、過労や睡眠不足を避け十分な休養を取る▽体調が悪い時は人混みを避ける▽加湿器などを使って部屋の湿度を50〜60%に保つ。
また、ほかの人にうつさないようマスク着用など「咳エチケット」に努めて−と呼びかけている。
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