京都府は28日、府内全域に冬季食中毒注意報を発令した。ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎が増えているため。発令期間は、来年3月末までの、基準を下回る時まで。
感染性胃腸炎が毎年冬季に多発している。このため、ノロウイルスなどによる食中毒を予防するため、同じ週のうちに食中毒事件が2件以上発生した場合、または府北部か南部のどちらかで調査1医療機関あたりの患者報告数が10人を超えた場合に、冬季注意報を出している。今回は28日に府感染症情報センターが公表した第46週(14日〜20日)で、南部の患者報告数が13・33人となり、基準の10人を超えたため発令した。
府は、調理作業前の手洗い徹底▽食品は十分加熱▽睡眠、栄養をとって体調を良好に▽嘔吐、下痢など感染が疑われる場合はすぐ受診する−ことなどを呼びかけている。
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。