第26回福知山マラソンが、京都府福知山市で23日に行われた。大江町内の往路、復路2カ所の給食所では、市内11店舗から提供された福知山銘菓1万食を、ボランティアらがランナーに手渡した。ゲストの福知山出身の元プロレスラー、小橋建太さん(49)も加わり、懸命に走るランナーにエールを送った。
千原の第1給食所では高校生や一般のボランティア約70人が、もなか、せんべい、パンなどを沿道の机に並べ、断続的に降る雨にぬれないようにビニールをかけて待機。ランナーが次々に来ると沿道に並び、渡しやすいように両手に菓子を置いて差し出した。
開会式で「行くぞー」と励ましたあと、車で給食所へ移動した小橋さんは、もなかを渡す役を担当。「小橋さんありがとう」「応援しています」と逆に励まされる場面もみられた。「市民のみなさんに浸透している福知山マラソンで、福知山親善大使として古里の銘菓をPRすることができてとてもうれしい」と語った。
昨年に続いてボランティアとして参加した福知山高校2年、守屋里菜さん(16)は「昨年はゴール地点で活動しましたが、今年は歯を食いしばって走る選手のみなさん全員に完走してほしいとの思いを込めて務めました」と話していた。
写真=大江町の給食所でボランティアに加わり、菓子を手渡す小橋さん
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