第26回福知山マラソンが、京都府福知山市で23日に行われた。発着点近くの三段池公園総合体育館前では、福知山市の姉妹都市、長崎県島原市の物産展が開かれ、郷土料理の具雑煮がランナーや応援の人たちに振る舞われた。
具雑煮は江戸時代に起きた島原の乱で、天草四郎らが原城に立てこもった際、山海の幸を集め雑煮にして食べたのが始まり。この日はハクサイ、シイタケ、ゴボウ、餅などたくさんの具を入れて煮込んだ。
島原市婦人会連絡協議会の川本まなみ副会長らが調理の指導にあたり、3回に分けて計500食が提供された。
走り終えたランナーたちは熱々の具雑煮に大満足。初マラソンを完走した岡山県倉敷市の大学4年生、岡崎弘樹さん(22)は「体が冷えていたので温かくておいしく、元気になった」と話していた。
体育館前ではこのほか、温かい豚汁や汁粉などを振る舞う団体もあり、ランナーらの疲れた体を癒やした。
写真=具だくさんの具雑煮が振る舞われた
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