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両丹日日新聞2016年11月22日のニュース

努力の先には幸せがある 小橋建太さん生徒らに熱いメッセージ

南陵中を訪れた小橋さん 京都府福知山市南岡町の南陵中学校(片山哲朗校長、517人)で21日、福知山出身の元プロレスラーで福知山ドッコイセ大使、小橋建太さん(49)の講演会が行われた。同校の創立70周年記念事業の一環として、同校PTA(芦田敦嗣会長)が主催。生徒らに努力する大切さなどを伝えた。

 小橋さんは、1988年から活躍し、プロレス界で「絶対王者」と呼ばれ、一世を風靡した。01年にひざを手術、06年には腎臓がんが見つかり、腹腔鏡手術を受け、長期欠場したが、前例のないアスリートとしての復帰を果たした。

 GHCヘビー級王座を13度防衛するなど、数々のタイトルを獲得し、多くのプロレスファンに惜しまれながら、13年に現役を引退した。

 講演会には全校生徒のほか、保護者ら約90人も訪れた。小橋さんは「常にチャレンジ−夢を叶える為の第一歩」と題して、自身の夢であったプロレスラーになるまでの苦労、プロレスラーになった後も数々のけがに悩まされ、その度に壁を乗り越えてきたことなどを話した。

 生徒らが夢への第一歩を踏み出すために背中を押したい−との願いを込め、「夢を諦めないこと。壁を乗り越えるために努力し続けることはつらいが、その先には幸せがあるから頑張れる」と、熱いメッセージを伝えた。


写真=南陵中を訪れた小橋さん

    

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