健康な歯を保つための方法を教わる「歯の学習」が、京都府福知山市猪野々の金谷小学校(加藤剛校長)であった。15日の全校歯科検診のあと、5、6年生が学校歯科医の石鍋ゆかりさんの話を聴き、かむことの大切さを学んだ。
石鍋さんは、よくかむことで唾液がたくさん出て口内の乾燥を防げること、口周りの筋肉が発達して口呼吸を抑制できることなど良い点を説明。児童たちは、かむ力を測定する特殊なガムを使って、食事には、かむ力がどれくらい必要で、回数はどれくらいがいいかを確認した。
6年生の細見陽輝君は「かむことの大切さがわかりました。これからは普段の生活でもしっかり意識していきたいです」と白い歯を見せた。
金谷小は長年、石鍋さんの指導を受けながら児童の歯科衛生向上に努めている。むし歯の少なさや取り組みが評価され、今年度まで4年連続で府歯科医師会から学校歯科保健優良校の特別表彰を受けた。市内から今年は佐賀小、遷喬小、日新中も特別表彰を受けた。
写真=石鍋歯科医師の話を聴く児童ら
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