「日本三大ねぎ」の一つとされる兵庫県朝来市の特産品・岩津ねぎが、23日に販売解禁を迎える。これに合わせて道の駅但馬のまほろば(朝来市山東町大月)で同日午前11時から午後4時ごろまで、岩津ねぎをたっぷり味わえる「冬のまほろば祭」が開かれる。
先着100人に特別価格で販売するほか、但馬の営農組合や飲食店など23組が、岩津ねぎを使ったグルメを販売。ステージショーもある。
また道の駅内のレストラン茶すり庵では、シーズン限定で「岩津ねぎと但馬牛の雲海すき焼き御膳」をメニューに加える。但馬のまほろばは電話079(676)5121。
■甘く柔らかで人気−生産者200人超■
江戸時代に生野銀山で働く人たちの栄養源として栽培が始まった岩津ねぎ。白ねぎと青ねぎの中間の品種で、香り、甘さ、柔らかさが人気を得ている。年々生産規模が拡大していて、JAの部会員は200人を超える。
市によると、今年は9月までの降水量が多く、気温が高かったため、全体として1カ月ほど生育が遅れたが、排水の良い農地では順調に生育してきた。これから気温が低下するとともに生育は旺盛になってくるという。
写真=白ねぎと青ねぎの中間の岩津ねぎ
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