棚田の里、京都府福知山市大江町毛原で13日、住民らが造ったピザ用石窯の火入れ式とピザ作り体験会が開かれた。地区内外の人たちが集い、窯の安全な使用を願ったあとさっそくピザを焼き、うまく使えるか確かめた。
ピザ窯は毛原住民らでつくるグループ「毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクト」(水口一也代表)が、1千年続く里づくりのための活性化計画の取り組みの一つとして造ることを計画し、一般の人たちの参加も求めて完成させた。
場所は地区の中央に位置する公会堂前。火入れ式で窯に点火したあと窯を使ってのピザ作り体験会。一般参加者と住民で、小麦粉などを練り合わせて作った生地にピーマンやベーコンなどを乗せ、窯で焼いた。
焼き作業は生地の膨れ具合や火の勢いを見ながら進めた。みんなふっくらとした出来上がりとなり、おいしく食べた。
舞鶴市から参加した衣川一之さん(64)は「窯造りも一から参加したので、思い入れが強い。ピザも市販のものよりおいしく、今度は家族と一緒に体験したい」と話していた。
窯は今後地区内で開かれるイベントなどで使う。
写真=生地を窯に入れる親子
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