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両丹日日新聞2016年11月12日のニュース

鮮やかに秋色を演出 丹波のもみじ寺・長安寺

紅葉が進む長安寺 「丹波のもみじ寺」として知られる京都府福知山市奥野部の長安寺(正木義昭住職)で、もみじが色付き始めた。市内外から参拝者が訪れ、深まる秋の情景を楽しんでいる。

 境内やその周辺には約500本のもみじがある。今年は10月終わりごろから紅葉が始まり、現在は薬師堂周辺の木々で色付きが進む。場所によっては赤、黄色に染まる葉と常緑樹の緑が鮮やかなコントラストをつくる光景も見られ、訪れた人たちはもみじに近寄って見たり、遠景を楽しんだりしている。

 正木住職(57)は「今年は昨年より色付きが良いようで、現在(色付き具合は)3分から4分程度。これから寒さが増すと、一層きれいになるでしょう。今月下旬まで楽しめそうです」と話している。

 20日ごろからは境内にある巨木のイチョウも色付くという。拝観時間は午前9時から午後4時30分まで。拝観料は大人300円、中高生100円、小学生以下は無料。

■13日に紅葉まつり■

 13日午前10時から午後3時まで、紅葉まつり(同寺保勝会主催)が催される。せん茶のお茶会(有料)をするほか、午前中は琴、尺八の演奏披露がある。


写真=紅葉が進む薬師堂周辺のもみじ

    

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