犯罪や事故などの危険を回避する能力を身に着けようと、京都府福知山市中坂町、成仁小学校(飯田浩之校長)の4年生が1日、危険箇所を探す安全マップ作りをした。作成前には、どのような場所が危ないかと考えながら地域を歩き、意識を高めた。
福知山署員4人と成仁こどもセーフティーネットの会員ら約20人の協力を得て、4年生約60人が9班に分かれて大池坂町や平野町などを歩き、入り込みやすいにもかかわらず見えにくいところや、交通事故に遭う危険性が高い場所を見つけて写真を撮った。
学校に戻った後、体育館に集まって、班ごとにそれぞれが気付いた危険箇所や「子ども110番」の家の場所を、画用紙に描いた地図上に書き込んだ。
撮影した写真と「木があって車が来たのが分からないから危ない」「夜になると暗くなって不審者が出そう」などとコメントを添えて記入した。
加藤志康君は「危ないところを注意しながら通ったことはなかったけれど、今回やってみて細かい場所まで分かって良かった」と話していた。
写真=地図上に危険箇所を書き込む児童ら
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