福知山市議会の総務防災委員会(芦田眞弘委員長)はこのほど、京都府福知山市東羽合の市消防防災センターで「出張委員会」を開き、市消防団の団員確保などの課題への対応について、意見交換した。
議会改革を進める市議会では、市政への市民参加の促進などを目的に、昨年度から出張委員会に取り組んでいる。今回もその一環で、芦田委員長ら委員7人と片岡幸基団長ら団員36人のほか、市消防本部からも7人が参加した。
まず消防団が、過疎や高齢化などで、団員の確保が困難になっている現状を報告。「消防団の活動に魅力を感じてもらえる施策を」「移住・定住の促進を」など、市に積極的な支援を求めた。
これを受け、委員は愛媛県松山市消防団の事例を紹介。IC機能付き団員証を発行し、商店や飲食店の割引サービスが受けられる取り組みを取り上げ、「市全体で消防団を応援する土壌づくりが必要」と伝えた。
この日の意見や課題などは、市議会の立場で出来ることを協議し、今後の消防団活動の活性化につなげていく。
写真=団員の確保などについて意見を交わした
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