台湾の旅行社の一行が27日、福知山市大江町の名所を視察した。内宮の元伊勢内宮皇大神社などを巡り、日本への旅行で観光コースとして企画できるかどうかを見て回った。
府北部の7市町が連携し、顧客満足度の高い旅行商品の開発や観光地域づくりをめざす「一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社(海の京都DMO)」が、府北部に海外からの観光ツアーを誘致しようと、台湾の業者向けの現地視察旅行を企画。呼びかけに応じた8社の企画担当者ら8人が参加した。
一行は24日に来日。舞鶴市内の赤れんがパークや宮津市内の天橋立、京丹後市の琴引浜などを訪れ、市職員や観光協会職員らからセールスポイントなどを聞いた。
大江町では福知山市職員が案内役を務めた。最初に訪れた内宮神社では、職員から参道の階段が220段あることや、珍しい黒木の鳥居、雷を受けた龍灯の杉などについて説明を受けた。
旅行社の担当者たちは、観光のポイントとなる風景や社などをカメラで撮影し、職員からの話をしっかりと聞いていた。
翔笙旅行社の林佳儀さん(41)は「内宮神社はとても古くて歴史がある。50代以上の旅行者だと階段を上るのが少し大変かもしれないが、観光地としての価値がある」と話していた。
このあと近くの天岩戸神社にも行った。27日は福知山市内のホテルを視察。最終日の28日は福知山城なども訪れた。
写真=内宮神社を視察する台湾の旅行社の一行
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