京滋大学野球秋季リーグは23日に最終節を迎え、京都学園大学(坂根耕世監督、約130人)が2季ぶり14度目の優勝を飾った。その優勝に、福知山出身の2選手が大きく貢献した。一塁手の足立大河主将(3年、京都共栄学園高出身)と遊撃手の萠抜哲哉選手(2年、綾部高出身)で、ともに中学時代は硬式の福知山ボーイズに所属していた。
京都府と滋賀県にまたがる京滋大学野球リーグは、同一の対戦校に先に2勝すると勝ち点1を獲得、勝ち点によって順位が決まる。
京都学園大は、勝ち点4(9勝3敗1引き分け)で佛教大と並んだが、勝率で上回り、優勝を決めた。
1番を任されている足立主将は、秋季リーグ通算打率4割5分5厘、12打点、1本塁打、4盗塁。萠抜選手は7番で打率3割1分、5打点、2盗塁の好成績を残した。ともに右投げ左打ち。
足立主将は、小学4年生の時に下六レッズで野球を始めた。中学では福知山ボーイズに所属し、京都共栄高校に進学して野球に励んだ。萠抜選手は小学1年生の時に昭南クラブで野球を始めた。足立主将と同様に、中学は福知山ボーイズに所属。綾部高校を経て同大学に進学した。
先頭打者としてチームを引っ張る足立主将は「優勝できて良かった。夏休みに練習試合でしっかり打てたので、それが自信になり、好成績を残せた」と振り返る。今季の秋季リーグ戦からレギュラーで起用された萠抜選手は「緊張していたが、先輩たちが引っ張ってくれたので結果が出た」と笑顔を見せた。
学園大は29日から大阪市住之江区の市南港中央野球場で行われる関西地区大学選手権に臨む。上位2校が明治神宮大会に出場できる。
写真=優勝に貢献した足立主将(左)と萠抜選手
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