広島県広島市に拠点を置く広島交響楽団が25日、京都府福知山市北本町一区の昭和小学校(井東孝校長、628人)を訪れ、体育館で演奏を披露した。オーケストラと一緒に児童らが演奏や合唱もし、貴重な体験をした。
国の文化芸術による子どもの育成事業を活用した。60人編成の楽団による演奏に合わせて、全校児童が昭和小校歌や「ビリーブ」を元気に歌った。また、6年生らが「おもちゃのシンフォニー」の第1楽章を、リコーダーや鍵盤ハーモニカなどで一緒に奏でた。
指揮者体験もあり、6年生の男女2人が順に、ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」で指揮棒を振った。バイオリンやハープ、トランペットなどの楽器体験もした。
楽団はロッシーニの「ウィリアム・テル」や、ビゼーの「カルメン」などの演奏を聞かせた。
演奏後、児童を代表して6年の足立紗弥子さんが「この経験を音楽の時間に生かしていきたいです」と、楽団員らにお礼の言葉を述べた。
同校では楽団の訪問を前に、演奏などの練習をしてきた。11日には、楽団員4人が訪れ、6年生を対象にワークショップを開いいていた。
演奏当日は保護者や近くにある昭和幼稚園の年長組54人も訪れ、一緒に楽しんだ。
写真=オーケストラの演奏で校歌を歌う児童ら
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