農家民宿を活用した地域おこしを進めようと、「里泊−農家民宿開業セミナー」が、京都府福知山市北山の地元公民館などで22日に開かれた。参加者はそば打ち体験や座学を通じ、農家民宿の開業、運営の手法について学んだ。
セミナーは今年で3回目。今回は福知山観光協会が市の委託を受けて開いた。北山で農家民宿「鹿鳴庵」を開いている足立国昭さん(72)らが講師を務め、市内や神戸市などから、開業をめざす人ら7人が参加した。
参加者たちは公民館に集合したあと、近くの作業小屋でそば打ちを体験。14年ほど前から地元でそば打ちをしている足立琢磨さん(78)が、おいしいそばを作るコツを伝えるとともに、「お客さんが体験できることを何か用意しておくと、喜んでもらえます」と教えた。
作ったそばなどを味わいながら交流したあと公民館に戻り、福知山公立大学の中尾誠二教授の講話、足立国昭さんの体験談を聴いた。
参加者の田井太加次さん(70)=三和町下川合=は「地域ぐるみで民宿を始めたいと考えており、その参考にしたい」と運営手法などを熱心に学んでいた。
写真=参加者らがそばなどを食べながら交流した
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