幼稚園と小中学校の子どもたちが新学年になってから取り組んだ美術などの作品を集めた展示会と、夏休みの自由研究の優秀作品を紹介する下村脩グランプリが、京都府福知山市中ノの市厚生会館で開かれている。市教委と市学校教育振興会の主催。17日まで。入場無料。
52回目を迎えた市立学校・園美術展には子どもたちの毛筆書写と絵画1579点を出展。ステージに特別支援学級のコーナーも設けている。
ゴーヤの収穫や田植えの風景、福知山城などを描いた絵が並び、支援学級のコーナーでは絵画のほか、手づくりの万華鏡など工作作品も展示している。
■下村脩グランプリも■
下村脩グランプリは、福知山生まれの下村脩氏が2008年にノーベル化学賞を受賞したのを記念して始まった催しで、8回目。「将来の夢につながる理科作品」をテーマに作品を募り、今回は、京都共栄学園中学校と府立福知山高校附属中学校の作品も含めて2478点が集まった。この中から選ばれたグランプリ1点、準グランプリ2点、優秀賞30点を展示している。
グランプリは修斉小6年、中島央貴君の「砂糖の大結晶作り」。準グランプリは南陵中2年、足立明依さんの「加熱・乾燥しょうがで体温は上がるのか」と、雀部小1年の小山にじ香さんの「たまごがひよこになるまで」が選ばれた。
15日には表彰式があり、美術展で教育委員会賞と優秀賞に選ばれた子どもと、下村脩グランプリの入賞者33人が表彰を受けた。
展示は午前9時から午後6時まで(17日は午前中のみ)。
写真=子どもたちの作品が並んでいる会場
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