京都府福知山市と兵庫県丹波市とをつなぐ国道429号の交通難所・榎峠のトンネル化早期着工を求める決起大会がこのほど、丹波市の青垣住民センターであり、両市の住民、行政関係者ら約400人が気勢を上げた。
榎峠はすれ違いができないほど狭い幅員の場所が多くあり、急坂と急カーブが連続する。このため、福知山、丹波両市が長年、早期の整備を求めてきた。
決起大会は、両市の行政でつくる改修促進同盟会、住民たちの改修促進合同協議会が主催して、福知山商工会議所と丹波市商工会が後援した。
主催者を代表してあいさつに立った改修促進同盟会長の大橋一夫・福知山市長は、京都縦貫自動車道、北近畿豊岡自動車道の南北を結ぶネットワーク網の進ちょくを引き合いに「東西に結ぶ国道429号への期待も膨らんでいる。災害時にも府県を結ぶ路線の多重化は必要で、早期着工への動きを加速させたい」と力を込めた。
トンネル化実現に向けての連携強化、国道429号の全線改修への予算確保などを求める大会決議を読み上げ、全員でガンバローを三唱。最後に改修促進同盟会副会長の辻重五郎・丹波市長が、早期着工の必要性を再度訴えて締めくくった。
写真=榎峠トンネル化早期着工を求めてあいさつする大橋・福知山市長
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