WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2016年10月11日のニュース

伝統の太鼓や奴行列 各地で秋祭り

太鼓奉納 各地で連休の9、10両日、秋祭りが催された。天気が心配されたが大きく崩れることはなく、五穀豊穣、住民の健康などの願いを込めて、祭り囃子が集落に響いた。

 京都府福知山市猪野々の二ノ宮神社では9日、秋季祭礼があり、子どもたちが奉納太鼓を披露した。

 江戸時代が起源とされる子ども太鼓は、これまで子ども会が主体だったが、少子化で継続が難しくなり、今年から自治会が受け持ち、伝統を守ることにした。

 中学生以下の男子3人で打つことになっていた大太鼓は、人数不足を補うために初めて高校生1人が加わった。小学生男女3人が担当した小太鼓も練習の成果を発揮した。

 神事のあとに太鼓屋台が地区内を巡行し、子どもたちの雄姿に住民たちが目を細めた。

■独特の所作で毛槍を投げ渡す■
1011ikuno.jpg 三俣の生野神社では9日、独特の所作で長さ3・7メートルの毛槍を投げ渡す奴をはじめ、神輿、太鼓、お供など総勢150人の大行列が上六人部地区を練り歩いた。

 奴は20代〜40代の男性12人が務めた。境内で毛槍の投げ渡しを奉納したあと出発。大行列は堀越、正後寺、坂室、池田を巡った。

 投げ渡された毛槍は、重さで大きくしなるが、奴たちは凛とした表情でこなし、沿道の人たちから大きな拍手を浴びた。


写真上=中高生3人が動きをそろえて太鼓奉納(二ノ宮神社)
写真下=長さ3・7メートルの毛槍を見事キャッチ(生野神社)

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ