福知山市夜久野町の奇祭「額田のダシ行事」(額田区主催)=京都府、市無形民俗文化財=が8日、額田で始まった。5自治会と夜久野小学校4年生、下夜久野保育園が野菜や木の実など自然の産物で仕上げた下ダシ7基が公開され、来場者を魅了している。
奥自治会は毎年、NHK大河ドラマシリーズに取り組む。今年は「真田丸」。中路重樹さん(42)ら有志10人が地元公民館前に、槍を手に馬に乗った戦国時代最後の名将・真田信繁(幸村)が、佐助を引き連れ、戦場に出陣する光景を再現した。
作り手の世代交代が進み、今年は中学・高校生も加わり、熟練者に教わりながら作業。ススキの穂で馬の毛並みを表現し、豆類を一粒ずつ置いて華やかな鎧の模様を描いた。使った材料は60種類以上に及ぶという。
このほかにもアニメの主人公、映画などをテーマにした力作がそろう。公開時間は8日が正午から午後10時まで、9日が午前8時から午後9時まで。
2層部分が回る屋台や太鼓屋台の巡行は、8日が午後6時から11時まで、9日が午前8時から正午まで。一本木の御神木巡行などは同日午後1時30分から10時ごろまである。
写真=奥自治会有志が仕上げた大河ドラマ「真田丸」の一場面
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