京都縦貫自動車道の延長線上にある山陰近畿自動車道・野田川大宮道路の4・3キロ区間が完成し、与謝天橋立IC(インターチェンジ)−京丹後大宮IC間が10月30日に開通。京丹後市に初めて自動車専用道路が到達する。
縦貫道は京都府南部の久御山ICと北部の宮津天橋立ICを結ぶ約100キロの有料道路。南部では京滋バイパスや新名神高速道路などとアクセスしている。
一方の宮津橋立ICから北では山陰近畿自動車道(鳥取豊岡宮津自動車道)の整備が進められて、将来的には兵庫県内の北近畿豊岡自動車道と接続し、鳥取県まで結ぶ計画になっている=道路網図参照。
府内では現在、与謝天橋立ICまでの6・4キロが開通していて、これが京丹後大宮ICまで延びる。所要時間は約15分短縮されるという。
2005年度から京都府が事業に取り組み、事業費約169億円を投じた。暫定2車線での開通。宮津天橋立以北は無料。
京丹後大宮から先は仮称・大宮峰山ICまでの5キロ区間を国が事業に取り組んでいる。開通時期などは未定。
■地元で式典、通り初めも■
開通式は、30日午前10時からアグリセンター大宮(京丹後市大宮町口大野)で。通り初めは京丹後大宮IC(同大宮町大森)側から午前11時スタートの予定。供用開始は午後3時。
写真上=整備が進む野田川大宮道路
写真下=道路網図
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