電気を消してスローな夜を−をテーマにしたキャンドルのイベント「第11回福知山三日点火」のメーンのイベントがこのほど、京都府福知山市蛇ケ端の福知山城周辺賑わい創出施設、ゆらのガーデンで開かれた。雨の中だったが、傘を手に訪れた人たちが、並べられた約2400個の明かりとともに秋の夜長を楽しんだ。
一般社団法人福知山青年会議所(JC、大谷清輝理事長)が主催する「明るい豊かなまちづくり」を目指した行事。両丹日日新聞社など後援。本来はキャンドルを使うが、今回は雨のため、LEDライトに差し替えた。
これまでは7月に行ってきたが、今年は暑さを避け、9月にできるように企画を進めた。明かりを使ったアートコンテストでは、「笑顔あふれるまち」をテーマに、市内から5団体が参加。来場者の投票で順位を決め、さつき保育園が優勝した。
会場の中心部でのキャンドルナイトメッセージでは、みんなの幸せや健康を願う思いを文字にして添えた色とりどりの器が並び、やさしい明かりで辺りを彩った。
ガーデン内の特設ステージでは、昼ごろから市内の高校のブラスバンド部による演奏や福知山ご当地アイドル「Happy3days」のライブがあり、花を添えた。
■灯ろう流しは中止に■
福知山城公園内の法川で同じ日に行う予定だったボーイスカウト福知山第1団の「第31回灯ろう流し」は、約1千個の灯ろうを手作りし、準備を進めていたが、時間を早めて一部流した後は、雨の影響で中止となった。
写真=やさしい願いが添えられたキャンドルナイトメッセージ
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