京都府福知山市西小谷ケ丘の福山辰之さん(100)は、荒木のもみじケ丘病院併設の通所リハビリテーションあすろ(南部知幸所長)に通い、マシントレーニングで体を鍛えて元気に毎日を過ごしている。
あすろは、介護保険で要支援、要介護認定を受けた人が利用できる。「歩きやすい」「立ちやすい」など、日常の動作をより活動的で安全にできるよう、個人のレベルに合わせたマシントレーニングによる負担の少ないパワーリハビリテーションを特徴にしている。
福山さんは95歳の時から通いだした。それまで、筋トレグッズを購入してみたが、家ではなかなか続かない。「運動は強制的にでもやらないと、できないから」と笑う。
無理なく続けられるマシントレーニングの成果を実感すると同時に、もう一つの「元気の秘けつ」は、あすろに通いたくさんの人と出会うことにある。
福山さんは「年を重ねるたびに周りにいた友だちが(他界して)いなくなった。家でテレビを見ているだけだったけれど、あすろに来てみんなで笑って楽しく過ごせることで、長生きができていると思います」と周囲に感謝する。
■施設で祝賀会■
6日には100歳の祝賀会施設でが開かれた。施設職員、通所仲間たちが誕生日ソングを合唱し、みんなで撮った集合写真などの記念品が贈られた。「いつも元気をくれてありがとう!」と、福山さんの手を握る人もいた。
外出時の身なりをピシッとしている福山さん。あすろに通う時もボタン付きのシャツで背筋を伸ばす。職員たちも「100歳と思えないくらい本当に若々しくて元気です」と笑顔を見せる。
写真=マシントレーニングで毎日元気に過ごす福山さん
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