福知山市観音寺の国際交流ふれあい農園で3日、市民と外国人の交流を目的とした第21回収穫祭が開かれた。JICA(国際協力機構)の研修で来日している13カ国の16人と市内在住の外国人らが参加し、バーベキューや福知山踊りなどで楽しいひと時を過ごした。
府北部国際交流協会(塩見日出勝会長)が主催。塩見会長らが、かつて青年海外協力隊として参加した際に経験した交流を、福知山でも体験できるようにと、毎年催している。
収穫祭には、福知山成美高校を中心とした学生ボランティアや交流協会の会員らが参加。塩見会長が開会のあいさつをしたあと、参加者らが流しそうめん、餅つき、サツマイモの収穫で交流を深めた。
餅つきでは、子どもや外国人が一緒に楽しみ、「どっこいしょ!」と声をかけ合い、笑顔を見せながらつきあげた。
市民らでつくる和太鼓ユニットひとつや民族衣装ファッションショーなどのステージ発表もあった。
模擬店には、ニンニク、タマネギ、鶏肉を煮込んで作るセネガル料理のヤッサ、米粉の麺を使用したタイ料理のパッタイなど、いろいろな国の料理が並んだ。
インドから来日したデュデジャ・アンケットさん(28)は「祭りは楽しいですね」と餅つきやサツマイモの収穫をしていた。
写真=みんなでサツマイモの収穫も楽しんだ
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