水害と地震を想定した京都府福知山市地域防災訓練(市主催)が4日、猪崎の由良川河川敷運動広場を主会場に、市内各地で行われた。行政、運輸、ライフライン関連、医療・福祉など防災関係機関が避難、救助、支援などで連携を図った。市内各地で住民による自主防災組織の避難訓練などもあった。
関係機関の連携訓練をした河川敷運動広場では、市民も含め約930人が参加。台風による大雨で市街地の由良川堤防が決壊の恐れがある中で、小河川が氾濫するなどの水害と、地震による家屋倒壊、道路寸断した−ことなどを想定した。
水防工法、要配慮者の避難支援、倒壊した家屋からの救出、ライフライン確保、炊き出しなどで連携を確認した。
ヘリコプターも2機参加し、京都市消防局航空隊は、陸路が寸断された孤立集落の救助を想定し、ヘリコプターによる住人のつり上げ訓練をした。
写真=消防、警察、自衛隊が力を合わせて救助活動に当たった
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。