WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2016年9月 3日のニュース

京都舞鶴港を一般開放 クルーズ客船出港の4日夜

ポリテクカレッジ京都 通常は立ち入りが制限されている京都舞鶴港西港第2ふ頭(西舞鶴)が、4日午後6時から10時まで一般開放される。クルーズ客船「コスタ・ビクトリア」が着岸しており、出港までの歓送行事を見学することができる。

 京都府の海の玄関口、京都舞鶴港には、ことしクルーズ客船が17回寄港する。このうち10回が欧州最大のクルーズ会社コスタクルーズの「コスタ・ビクトリア」。日本海周遊10連続クルーズとして7月から9月にかけ、福岡−京都舞鶴−金沢−境港−韓国・釜山−福岡を5泊6日で巡っている。舞鶴からも乗船、下船できるほか、寄港するたび観光客らが舞鶴から各地へ出向いている。

 歓送行事はクルーズ客船が入港するたび行われていて、「コスタ・ビクトリア」も多くの団体が演奏などでもてなしてきた。福知山からも、これまでに大江高校のブラスバンド、福知山淑徳高校の和太鼓が参加した。

 9回目の寄港となる4日は、中丹和太鼓おもてなし隊絆など和太鼓3団体と箏アンサンブルが順に演奏する。

 一般公開でも、立ち入りできる区域は指定されているが、総トン数7万5千トン、全長253メートル、乗客定員2394人の大きな船体を間近に見ることができる。

■ポリテク京都がプロジェクション上映■

 「コスタ・ビクトリア」の出港は毎回午後10時という、遅い時間となり、高校生や市民による演奏などは難しい。そこで京都府がポリテクカレッジ京都(京都職業能力開発短期大学校)に依頼し、毎回午後9時から10時にかけて、ふ頭でプロジェクションの上映をしている。

 「丹後七姫劇団」が出演して府北部の魅力を伝えながら「いってらっしゃい」と、見送りをするビデオをポリテクで編集。3台のプロジェクターと大型スピーカーを使って上映する。雨の日もあったが、工夫して乗り切り、ここまで皆勤。同校では「京都の良い思い出としてほしい」と話している。


写真=プロジェクター3台で府倉庫の壁に投影

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ