京都府福知山市大江町河守新町の新町コミュニティーセンターで23日夕方、地蔵盆が営まれた。地区の地蔵盆は昨年まで子ども会が主催していたが、会に所属する子どもがいなくなったため、今年は地元の高齢者グループが主体となり開催。地蔵尊を前に御詠歌を唱えた。
地蔵盆を営んだのは、地元の高齢者たちでつくる「弁天会」。長年続いた行事を絶やさないようにしようと、主催を買って出た。
会員ら約30人が出席。近くに祭られている地蔵尊をセンターの玄関を入ってすぐの場所に移して祭り、全員で御詠歌を唱和。このあと次々と住民たちが参拝した。
野口重則・河守新町自治会長(67)は「地蔵盆は昔から続く地区の大切な行事で、いったんやめると再開するのが難しい。弁天会にお世話になり、本当にありがたい」と話していた。
写真=地蔵尊の前で御詠歌を唱えた
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