毎年スズムシをプレゼントしている京都府福知山市夜久野町高内、中夜久野郵便局の的場隆宏局長(32)が、今年も飼育した成虫を配り、夏休み中の子どもたちを喜ばせている。
スズムシの涼やかな鳴き声を楽しんでもらおうと前局長時代からプレゼントを始め、今年で25年目。局舎内に大きなガラス製の飼育ケース3個を置いて育て、6月上旬にふ化した。
市販のえさやキュウリ、ナスを毎日与え、現在、体長2センチほどに成長。夕方になると、「リーン、リーン」と、鈴をふるうような涼しさを感じさせる鳴き声を響かせ、来店客を癒やしている。
的場局長は「今年はあまり多く育ちませんでしたが、地域の方々が飼育したものを届けてくださったりして、1千匹ほどいると思います。ほしい方は飼育ケースを持参してください」と話している。
局舎は、国道9号を市街地から兵庫県方面に走り、夜久野峠に差しかかる手前の右手にある。先着順に、なくなるまでプレゼントする。
対応するのは午前9時から午後5時までの営業時間内。土・日・祝日は休み。
写真=成虫になったスズムシ
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