京都府福知山市大江町の河守公民館(廣瀬敬治館長)は、地元の宮川で夏休み子ども体験学習会を6日に開いた。美河小学校の児童11人が参加し、川で遊んだり川舟に乗ったりした。
古里の川や自然に関心を持ってもらうのが目的で、公民館の役員や保護者ら11人も加わった。
場所は由良川との合流点付近。最初に、前日に川に沈めておいた魚捕獲用の仕掛けなどを確認したところ、テナガエビやボラの幼魚などが入っていた。
このあと合流点付近から宮川を上流へ向けて約200メートル歩いた。子どもたちは水中の石についている水生生物トビケラなどを見つけ、川がきれいなことを知った。
友だち同士で水の掛け合いをしたほか、川底にある粘土も手にし、感触を確かめた。由良川では川舟に乗り、舟から見る眺めを楽しんだ。
美河小学校4年、中島智慧さんは「水がとても冷たくて気持ちよかったです。川の中には小さい虫がいて、水がきれいなことが分かりました」と話していた。
写真=宮川を探索する子どもたち
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