福知山市は今年度から天田地区で、1筆ごとの土地の所有者、地番、地目を調査し、境界の位置などを明確にする地籍調査をする。これに合わせ、立ち合いや行政と住民の調整役を務める「市地籍調査推進委員」に、市が委嘱状を交付した。
市では2012年度から約30年かけて、約500平方キロで地籍調査をする計画を立てている。境界が明確になることで、境界トラブルの防止▽土地取引の円滑化▽水害や地震などによる災害復旧の迅速化といったメリットがある。
天田地区は、観音寺・興地区、末広・昭和地区に次いで3番目の調査地区。11月ごろから本格的に調査を始め、3年ほどかけて実施することにしている。
推進委員には、駅前町、鋳物師町、東本町、西本町、南本町、北本町一区、北本町二区の7自治会から推薦を受けた45人が就任。2日にハピネスふくちやまで行った委嘱状交付式には40人が出席し、大橋一夫市長が委嘱状を手渡した。
大橋市長は「地籍調査は、市民生活に大きく貢献できるものと思っています。あすの福知山市のために、ご尽力をお願いします」とあいさつし、委員らに協力を呼びかけた。
写真=委嘱状を受け取る調査推進委員(右)
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