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両丹日日新聞2016年8月 4日のニュース

犯罪被害者と家族に心のケア 支援相談室スタート

 公益社団法人京都犯罪被害者支援センター(大谷實代表理事)の、ほくぶ相談室が1日、福知山市役所の東隣の旧本館2階に開設された。同日、ハピネスふくちやまで、市と同センターが犯罪被害者等支援の連携協力に関する協定書の調印式をした。

 センターでは、面接や電話相談などで、犯罪被害者や家族、遺族が抱える悩みの解決、心のケアなどの支援活動を続けている。福知山では4日から相談に応じている。

 調印式では、大橋一夫市長と大谷代表理事が、犯罪被害者の支援について連携を図りながら協力することを目的にした協定書に署名した。

 大谷代表理事は「遺族の方の心の痛みが少しでも和らぐよう寄り添い、社会全体で支えていく必要がある。犯罪被害者遺族の方が再び平穏な生活に戻れるように協力していきたい」と話した。

 また、同じ立場の被害者遺族と「少年犯罪被害者当事者の会」を結成し、代表を務める武るり子さんによる記念講演もあった。

 「犯罪被害者になるということ−息子を奪われた母の想い」と題し、会の活動として年に1回、追悼とディスカッションをする会「ウィル」を開いていることなどを話した。

 ほくぶ相談室の相談日は、祝日・年末年始を除く月曜、木曜の正午〜午後4時。犯罪などの被害で困っている人は、同相談室、フリーダイヤル0120(78)3974へ。


写真=協定書に調印する大橋市長(左)と大谷代表理事

    

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