「女子の甲子園」、第20回記念全国高校女子硬式野球選手権大会(丹波市、全国高校女子硬式野球連盟主催)は3日、兵庫県丹波市市島町のスポーツピアいちじまで決勝が行われ、神戸弘陵学園(兵庫)が神村学園(鹿児島)を12−1で破り、創部3年目にして初優勝した。両丹日日新聞社など後援。
神村学園
001 000 0=1
340 050 ×=12
神戸弘陵学園
【神】早崎、今井、早崎−金城
【弘】龍田、谷川、龍田−高野
○…弘陵は一回2死から4連打などで3点を先制した。二回にも4番川中の適時三塁打などで4点を追加。5回には満塁機に川中が走者一掃の適時三塁打を放つなど、打者一巡の猛攻で5点を追加し、試合を決めた。川中は計5打点をたたき出す活躍を見せた。
神村は三回2死三塁から3番豊田の適時打で1点を返したが、その後加点できず涙をのんだ。
神戸弘陵の石原康司監督は「決勝は出来すぎで、こんなに大差で勝てるとは思わなかった。(創部)3年目でどうしても優勝したかった。選手たちにはありがとうと言いたい」と話していた。
駒井莉子主将(3年)は「(決勝は)今まで以上に打撃も守備もかみ合い、チーム一丸となって戦えた。サポートしてくれたベンチ外の選手も最後に笑顔にすることが出来てよかった」と喜んでいた。
写真上=駒井主将を胴上げし、優勝の喜びを分かち合う神戸弘陵の選手たち
写真下=一回裏、神戸弘陵が先制点を挙げる
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