福知山市猪崎の三段池公園内にある市動物園で、レッサーパンダの赤ちゃん2匹が誕生したと、市が1日に発表した。オスの双子で、すくすく育っているといい、9月中旬に愛称を募集し、10月上旬から一般公開する予定。
赤ちゃんの両親は、キャラ(オス、3歳)としらたま(メス、3歳1カ月)。キャラは14年5月、しらたまは昨年2月に、福井県鯖江市の西山動物園から貸与された。
しらたまの妊娠が分かったのは、6月初旬。それから動物園職員が経過を注意深く見守っていたところ、6月22日にレッサーパンダ舎の飼育室で、無事に出産したという。
■しっかり子育て■
しらたまは初産にもかかわらず、しっかり母乳をやるなど、落ち着いて育児をしており、双子の赤ちゃんも巣箱の中で順調に成長。体長は2匹とも23センチほどで、体重は627グラムと687グラム(7月22日現在)ある。
目はうっすらと開いており、全体にベージュ色をしているが、少し茶色の毛が生え、尾の模様も出てきているという。
二本松俊邦園長(71)は「しらたまは神経質にならず、まるで経験者のよう。悠々と育児をしてくれています」と笑顔を見せる。
大橋一夫市長は「大変喜ばしいニュースです。大切に育てて、たくさんの人に見ていただきたい」と話している。
写真=順調に成長しているレッサーパンダの赤ちゃん
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