日本の地方都市の住民参加型地域開発を学ぼうと、アジアやアフリカなど15カ国の自治体関係者17人が27日、福知山市を訪れた。一行は福知山城やゆらのガーデンなどを視察し、市の総合計画や地域防災について説明を受けた。
独立行政法人国際協力機構(JICA)の地方自治体行政強化研修として、6月27日に来日し、龍谷大学で講義を受けたり、福知山市や亀岡市、宇治市を視察したりしている。研修期間は8月6日までの6週間。
福知山は典型的な地方都市であり、市がJICAから研修の委託を受けた龍谷大学と地域連携協定を結んでいることから、研修団が訪れることになった。
駅前町の市民交流プラザふくちやまで、市職員から総合計画の策定や具体的な内容などについての話を聞いたあと、中心市街地のまち歩きをした。福知山城やゆらのガーデン、広小路商店街などを巡り、それぞれの場所で市職員から説明を受けた。
広小路商店街では、城下町風の景観づくりを進めるための電線の地中化など、町並み環境整備に取り組んでいることを学んだ。
このほか、福知山消防防災センターを見学し、一般社団法人京都府北部地域・大学連携機構の取り組みについての講義も受けた。
写真=福知山城などを視察した
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。