「福知山の学童球児の甲子園」第46回全福知山学童野球大会が18日、開幕した。福知山市和久市町の福知山球場を会場に、市内の15チームが優勝をめざして6日間のトーナメント戦を繰り広げる。

　市、市教育委員会、市体育協会主催、市野球協会主管。両丹日日新聞社など後援。

　開会式は、夏の熱い太陽が照りつけるなか、午前9時から同球場で始まった。成和中学校吹奏楽部の演奏に合わせて、前年度に優勝した昭和ＧＵＴＳを先頭に選手たちが元気に入場。保護者や大会関係者らが見守る中、それぞれプラカードと団旗を先頭に足並みをそろえて歩いた。

　開会で大会会長の大橋一夫市長は「歴史と伝統のある大会。みなさんは暑い日も寒い日も練習を重ね、野球の技術や自分に打ち勝つ強い心を鍛えてこられた。練習の成果を発揮し、素晴らしいプレーを見せてください」とエールを送った。

　全チームの団旗が本塁前に並び、成仁ジュニアーズの本城航君が「ぼくたち選手は、支えてくださった方々に感謝し、最後まであきらめずに全力でプレーします」と力強く選手宣誓した。

　開会式後、カミナリーズと成仁戦の一試合が行われた。今年は変則的な日程で、次は23日に試合がある。順調に進めば8月7日が決勝となる。


写真＝選手宣誓する成仁ジュニアーズの本城君