京都府福知山市内記五丁目の惇明小学校(新井敏之校長、576人)は1日、創立207年を祝う全校集会を開いた。児童と教職員で校歌と行進曲を斉唱し、歴史ある学校について学び、学校の誕生日を祝った。
母校の歴史や学校名の由来、校章、校歌などについて学び、母校への愛着を深めるため毎年行っている。
本館2階の講堂に全校児童と教職員が集まり、みんなと協力して仲良くするようにとの意味を込めた校歌や、戦後の復興期に児童を元気付けるため作られた惇明行進曲を大きな声で歌った。
新井校長は児童に「地域の人と卒業生に支えられて歴史と伝統がある学校になりました。ここにいるみんなが、これからの未来を作ります。一生懸命頑張り、想像力を働かせて優しい学校、誰にでも気持ち良いあいさつができる学校を新しい伝統にしていきましょう」と伝えた。
学校が創立207年を迎え、校章の由来や北本町一区にある昭和小学校は82年前に惇明小から分かれてできたこと、卒業生には元プロレスラーの小橋建太さんや女優の久保田磨希さん、文化勲章受章者で日本画家の故・佐藤太清画伯がいることなどを教わり、1年生からは「すごい」「そんなにも」と長い歴史に驚きの声を上げていた。
写真=大きな声で校歌を歌う児童ら
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