福知山市消防団(片岡幸基団長、29分団)の第30回市消防操法大会が26日、猪崎の由良川河川敷運動広場で開かれた。ポンプ車と小型ポンプの両部で団員らが訓練を積んできた操法の成果を競い、優勝杯の獲得をめざした。
各分団の消防技術の向上や火災防御の基本の習得などを目的に1年おきに取り組んでいる。市、京都府消防協会福知山市支部の主催。片岡団長以下約1800人が参加し、市民らも多数見学に訪れた。
市長らの激励に続き、金谷分団の宮本敬一班長が宣誓したあと、分団ごとに操法を開始。ポンプ車操法の部は、上夜久野、川合、細見の3分団15人が出場。5人1組できびきびとした動きを見せた。小型ポンプの部には、29分団116人が出場し、それぞれ4人1組で訓練の成果を披露した。
ポンプからホースを伸ばして防火水槽から給水する一方、ホースをつないで伸ばし63メートル先の火災現場に見立てた火点の的へ向けて放水するまでと、撤収する一連の手順を、素早く正確に行った。
ポンプ車の部は細身分団が優勝して準優勝は上夜久野。小型ポンプの部は佐賀分団が優勝して準優勝は河守上、3位は上川。敢闘賞に大正が選ばれた。両部門の優勝分団が7月31日に府立丹波自然運動公園で開かれる第24回府消防操法大会に、福知山市代表として出場する。
写真=きびきびとした操法を披露する団員
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