早稲田大学マニフェスト研究所による「議会改革度調査2015ランキング」で、福知山市議会が10位に入った。田中法男議長は「議員が一丸となり、これまで取り組んできた改革が評価され、とてもうれしい」と喜んでいる。
この調査は、情報共有、住民参加、機能強化などに関するアンケートに対する議会事務局の回答を基に得点を付け、全国全1788議会のランキングを公表するもので、毎年行われている。
福知山市議会のランキングは、2012年の段階で319位だったが、議会基本条例を施行して以降、市民向けの議会報告会の実施、ネットでの委員会ライブ中継を開始したことなどが評価され、13年は37位にランクアップ。14年には27位となり、着実に順位を上げてきた。
15年からは、議会の各委員会が出向き、市内の団体と意見交換する出張委員会を開催、高校生との意見交換会も実施するなど、精力的に議会改革に取り組んできた。その結果として、トップ10入りを果たすことができたという。
田中議長は「市民に『市議会が変わった、身近になった』と実感していただけてこそ、真の改革であると思っています。今後も不断の努力を続けていきたい」と話している。
写真=出張委員会(意見交換)などの取り組みが評価された(20日撮影)
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。