福知山市民らでつくる俳句団体、草紅葉句会(門岩明子会長)は13日、福知山発展の基礎を築いた戦国武将、明智光秀をたたえる「正辰祭」を福知山市中ノの御霊神社(足立常秋宮司)で営んだ。
草紅葉句会は、1950年ごろの創設以来、光秀の命日にあたる6月13日に祭りをしている。
足立宮司が祝詞をあげ、10人の会員は静かに祈り、丹波の乱れた治安を正し、善政を敷いたとされる光秀の遺徳をしのんだ。
神事のあと、足立宮司は、草紅葉句会が発行する句集の一部を編集して「明智光秀物語」として刊行したことを報告し、会に寄贈することを伝えた。
御霊神社の社務所で句会も開かれた。会員たちは、贈られた光秀物語の巻末に載るかつての句に、目を細めて、懐かしそうに眺めながら、新たな句を考えていた。
写真=光秀の遺徳をしのび玉串を捧げる会員
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