助産師と一緒に妊婦らが子育てなどについて意見交換する「子育て応援団講座」が11日、福知山市興のくくう助産院(片岡隆子さん経営)であった。今年出産を控えている妊婦と夫3組が参加し、アットホームな雰囲気の中、意見を出し合い、出産や育児に必要な知識を身に着けた。府助産師会が主催、同会丹後支部が運営した。
参加者は、妊娠や出産に関するDVDを見た後、夫にサポートしてほしいことを話したり、出産や子育てのイメージを膨らませたりして、丹後支部の助産師4人からアドバイスを受けた。
抱っこひもやおんぶひもの種類の説明などもあり、自分たちに合った方法を思い浮かべた。赤ちゃんが寝やすくなるという「おひな巻き」の巻き方を人形を使って体験する時間もあった。
初めは硬かった雰囲気も次第に打ち解け、参加者同士でも会話が広がった。
今月末に出産を控えているという丹波市市島町の加賀井優香さんは「普段は本やテレビから情報を得るだけなので、きょうは生の声が聞けて本当によかったです。初めての子どもで、何もかも参考になりました」と喜んでいた。
写真=人形を使って「おひな巻き」に挑戦
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