福知山市東羽合の京都共栄学園高校(國田敦校長)は、硬式野球部の強化のため、初の専任監督として、神前俊彦氏(60)を迎えた。1982年夏、母校の大阪府立春日丘高校を甲子園に導いた実績を持つ。5月2日付で就任した。
共栄校は昨夏の高校野球京都大会で、40年ぶり2回目の4強入りを果たしており、「公立高校で甲子園に出場させた神前氏の手腕に期待している」としている。
神前氏は関西学院大卒。80年に母校・春日丘の監督に就任し、82年夏、同年春の選抜大会優勝のPL学園を破り甲子園出場を果たした。
97年からの7年間は朝日放送高校野球解説員、15年から母校・関西学院大アドバイザーを務めた。著書に「やればできるぞ甲子園」(徳間書店)がある。
■エンジョイベースボールを土台に■
神前氏は「前任の監督が培ってきた地元に愛されるチームであるエンジョイベースボールを土台に、若い人にないベテランの経験を、足し算、掛け算していければ」と話す。
「練習常善」をチームスローガンとして始動。「練習でできないことは試合でもできない」と日ごろの練習から全力で取り組むよう伝えている。
写真=福知山球場で部員を指導する神前監督
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