福知山市大江町佛性寺、酒呑童子の里周辺で、土中に巣穴を掘るウツギノヒメハナバチが生息し、月のクレーターのように盛り上がった巣があちこちに出来ている。
ウツギノヒメハナバチは5月下旬から6月中旬に成虫になり、ウツギの花粉と蜜を巣穴に運ぶ。
巣穴が見られるのは宿泊施設の大江山童子荘の入り口付近と大江山グリーンロッジの建物横の広場。5月25日ごろから目立つようになった。
童子荘入り口付近には100以上の巣穴が見られ、成虫が飛び交い、体に花粉を付けて巣穴へと入っていく。
童子荘とロッジに挟まれた場所にある日本の鬼の交流博物館の塩見行雄館長は「ウツギノヒメハナバチは市内の農村部でも巣を作っていると思われますが、これだけまとまってあるのは珍しいのでは」と話している。
写真=100以上の巣穴が見られる
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